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スバルレガシィECU

テクトムMDM-100装着

作業日2003/09/02
走行距離[209,375km]
更新日時2008/03/05

取り付けは運転席の足元にあるカプラー(診断装置)へ接続するだけ。 本体の設置場所を考えるほうが大変でした。


評価 評価 評価 評価

取り付け当初は意味が解らなかったが、数値の意味が解ってくると、EGのコンディションや、燃費走行の指針となるので、見ていて楽しい。


今回テクトムMDM-100(以降MDM-100)を購入する前に、HKS製の連成計を10万km以上使い、配管類も硬化し、そろそろ退役しても?と考え色々探している時日本精機Defi (デフィー)が候補に上がる。私的にはオープニング無しでOKですが、単体でもそこそこの値段。。MDM-100だと、定価¥40000以上します。しかし、確認出来る内容はDefiのメーター沢山取り付けるより多い事や、それだけ沢山のメーターを取り付ける場所もありません。そこでオークションの出番(笑い)今回オークションで落札しました。

テクトムMDM-100って何?

今の車の多くは、ECU=コンピューター無しでは走る事が出来ません。EGはECUで制御。大気圧・急気圧・吸入温度・排気温度etc.などをセンサーが感知してECUにその情報送り、最適な燃焼状態を作る。そして燃費・パワーを高次元で両立しています。この時のセンサーの値を使い、整備工場では正常なのか?不具合があるのかを判断していきます。この値を見る事が出来るのがテクトムMDM-100

更に考えていくと、燃費の良い運転や、悪い運転の問題点が表面化する事がある程度出来る。燃費を良くする運転方法を口文章)で説明しても、アクセルの踏み具合などを伝える事が出来ません。その他、馬力が上がった!中間加速の時のアクセルの踏み方など人それぞれ。これを見ながら(危険ですし道路交通法違反です)行う事で、運転方法の改善に効果があります。

MDM-100が後付のメーターと違う所は、取り付ける為センサーが要らない=車載センサーの情報を表示する事。後から取り付けたセンサーの誤差・取り付け方法の違いなどによる誤動作・誤認が無くなる(可能性が少ない)と言う事です。制御する為のセンサーの値を直接見る事が出来る=現在の状態をリアルタイムで確認できる。と言う事。特に私の様に手がつけられない修理を他の自動車会社で行っていると、電子制御の誤動作に関しては確認出来ない可能性が高くなりますし、自ら日常的に確認する事で早期解決のヒントになります。

このメーターの問題点?は同時に表示できるものが2項目。しかも数値として表示され、アナログの針に慣れている方には確認がし難いですね。今後はHKS連成計も配管をシリコンに交換し同時使用で確認していきます。走行距離が21万km。本来新車時の数値を把握しておく事で、比較検討が出来ますが、今後の予防・現状維持の意味合いが大変強く、今後パーツの交換等で変化が有りましたらUPしていく予定です。

取り付け場所

スバルレガシィBD5A-RS MDM-100後付けのメーターを取り付ける時一番悩む事。。「設置場所」皆さん苦労していますか?今回ここに落ち着きました。

取り付ける時、運転中邪魔にならないが、値の確認が容易・運転席周りがゴチャゴチャしない&スッキリしている=清掃が楽。。この条件をクリアしているのが純正のメーター位置です。

ついでにこの部分は全体的に少しだけ引っ込んでいますので、MDM-100の厚みを考えても丁度良い。当初この場所のACを移動する事も考えましたが、その苦労は意外と大変でハーネスを延長するので、素人が行うと接触不良なども考えられます。この場所に取り付ける上での問題点はACの操作が困難になると言う事ですが、今回蝶番(ちょうつがい)を使う事で問題をある程度クリアしました。

テクトムMDM-100取り付け後のイメージはここをクリック(適当な大きさにしてクリックしてください)


実際にはもう少し奥に入った方が走行中の確認が容易になりますし、視線を動かす量・更には遠くを見たり近くを見たりした時の視力の追従性もありますので、今後可能であればAC操作パネル(本体)を少し奥に下げる事が出来ればチャレンジしていきます。基本的取り付けたパーツを外した時、新車を購入した時と同じ状態に戻せる事が必要と考えています。まっこれだけ走っているので中古としての価値は?ですよね(笑い)

1)「全体像」

温度調整が一番左に有りますが、この写真からは確認出来ませんね。しかし個人的に手が小さく指も比較的細いので僅かな隙間から指を入れ何とか上に持ち上げず調整できますし、一番右にある空調全体のOFFスイッチにも指が入るので、緊急加速時にも対応出来ています。しかし問題点が。。デフォッガーボタンの右隣に網になっている部分があります。これは恐らく室内の温度センサーと考える事が出来るので、フルオートACでの使用時にセンサーの誤認に繋がりそうです。。

2)「開くと」

持ち上げるとこんな感じで上に開きます。当初下に開いた方がACパネルの操作が楽になる!と考えましたが、下で固定する時の問題点は、

走行中倒れるとその衝撃から脱落も考えらる。

ドリンクホルダー使用時邪魔になり、ACの操作が面倒になる。

今回、上の方に蝶番を取り付け固定する。下にスポンジが見えますが、ACパネルへダイレクトに接触すると傷が付きま すし、取り付け後の傾斜角度の調整も有ります。MDM-100が液晶なので、確認しやすい角度を得る為です。古くなったら交換予定です。理想は上に開いた時、ラッチ?等で任意の角度で仮固定されると大変楽なので、今後検討していく予定です。またある程度数値の把握が出来たら目立たない所に移動するのも良いですね。

3)「蝶番の位置」

こちらは開いた時の写真で、黄色い矢印が蝶番。MDM100本体に両面テープで固定。

白い矢印は通称「ガシャック」等と言う事務で書類を止めるクリップで、化粧パネルに両面テープだけで貼り付けると接触面積の関係から数時間で剥がれ落ちるので、化粧パネルと蝶番をこの「ガシャック」で挟み込みさらに化粧パネルを元にも同す事で「蝶番・ガシャック」は見事に隠れる。(ガシャックは下で紹介)

4)「取り付け箇所」

車の化粧パネルを取り外し、裏側からこのように取り付けます。

5)「私の目線」

こんな感じに、若干ですが後ろに下がっているので比較的すっきりと収まっています。

「ガシャック?」

¥100均等でも売られているので見た事があると思います。今回使ったのがMサイズ。当然、純正ドリンクホルダーも普通に使えますが、ドリンクホルダーを使うと値は見難いですね。これくらいは仕方が無いかな。。

今回蝶番を使う事でこの部分にメーターを取り付ける事が出来ました。ACなど空調は比較的頻繁に操作する事も少なく、基本的な温度調整だけは支障なく行えるので、今後「蝶番」を上手に使う事で後付のメーターの取り付け箇所に可能性を感じました。(笑い)

表示される項目は下記

表示形式 表示内容 表示単位 アイドル時
BAT バッテリー電圧 V 13.6V
SPD 車速(キロメーター) km/h 0km/h
SPD 車速(マイル) mh 0mh
RPM EG回転数(6375rpmまで表示) rpm 650〜750rpm
WTMP 水温(℃摂氏) 85〜95℃
WTMP 水温(華氏) F 未確認F
IGN 点火時期 deg 14deg程度
AFM エアフロー電圧 V 0.78〜1.14V
THM スロットルセンサー電圧 V 0.44V
INJ インジェクター噴射時間 ms(ミリセコンド) 1.7ms
ISC ISCバルデューティー% 29%
O2S O2センサー電圧 V 0.6V
FB 空燃費補正係数 -1〜0%
RTRD 点火時期遅角量 deg 0deg
WGC1 WaistGateControlBulb1
WGC1 WaistGateControlBulb2
BARO 大気圧 kg/cm2
BPRS ブースト圧 kg/cm2
POWERST-SW パワーステアリングスイッチの状態 ON・OFF
IDL-SW アイドルスイッチの状態 ON・OFF
AC-SW エアコンスイッチの状態 ON・OFF
ACRLY-SW エアコンリレースイッチの状態 ON・OFF
RADFAN-SW1 ラヂエーターファンスイッチの状態 ON・OFF
RADFAN-SW2 ラヂエーターファンスイッチの状態 ON・OFF
FUEL-SW1 燃料ポンプスイッチ ON・OFF
KNOCK ノックコントロール状態 ON・OFF
O2 O2センサー状態 LEAN・RICH
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