レンサ
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自己満足第一部:冷却系

アルミ二層式ラヂに交換

作業日2001/06/11
走行距離[164,457km]
UP日2001/06/12
更新日時2005/03/29

疲労度 疲労度

二人で作業して、電動ファンのカプラーが簡単に取れれば1個かな?ラヂの交換作業は1時間程。


ラヂエーターサイドサポートの損傷「なぜ加工?何故この部品?」

純正ラジエーターサイドタンクの破損のため。

二層式へ交換までいきさつ。
4回目のキャップ交換していると、なぜだか股間が温かい?何で?と思いふと見ると、冷却水が股間に向かって「ぴゅ〜」と漏れているでは有りませんか!おまけに蒸気が出て来て、オネショ??懐かしい〜 (^○^)場所は赤い矢印のラヂエーターUPからの漏れ。冷静になってよく見ると。。やば!画像はこちら

随分前からここから漏れた後があり、時々確認していましたが、外すと先端が折れていました(T_T)最悪ラヂエーターの交換。
一応何か対策方法が無いかと、馴染みのDラーに直行すると、交換です。(きっぱり!)との事で、値段を聞くと、込み込み福沢さん8人!ついに来ました冷却経路。いつかは来ると信じていましたが、こんな形で話し掛けて来るとは!最近調子良かったので怪しいと思いました。(T_T)。

外したラヂエーターDラーで、近所のラヂエーター屋を紹介してもらい、社長に相談。レガシィはこの年式位まではここが折れる事が多いよ!と話している間に「ビュー」と漏れ出す。最初はごまかして乗ろうと思いましたがだめでした。

結局ここのサポートと、コア発注。
工賃コミで新品より安く、中古より確実。しかも2層式でこの値段。再生することに決定。ちなみに1.2kg/cmでテストするので、純正キャップで正解でした。翌日社長と私で無事交換終了となりました。

こちらは164571km走行した純正。
良く見ると、さび・腐食も無く今回の事が無ければ、まだまだ現役!交換した新品のコアをお見せする事が出来ませんが、純正が1層式、新しいのは2層式と言う事を考えると、「定期交換部品」ついでの「自己満足」を確実に成しています。赤い矢印の所に縦穴が何本も一列に並んでいますが2層式はこの縦穴が2段になっています。

実は社長が私の車を見て、大事に乗っているね!2層式なら値段と性能のバランスが良いよ!と言う事で発注して頂いていました。最終目標を考えるとベストと感じました。


ラジエーターの効果方法

  1. ラヂを外した後ラヂエーター上部のサポートを外し、上から見える配管類も全て外します。リザーバータンクも外すとその下に太いホース緑の矢印の所です。
  2. 今度は、本体を上にゆっくりと抜きますが途中で電動ファンのカプラーがあるので、左右片方ずつ外せば後は抜き上げるだけです。この写真では赤い矢印の所にそのコード見え更に左に小さく見えますが、一寸解り難いです。意外と簡単ですよ!

組み付けは、反対の手順でOKですが、安全の為に2人で行う事をお勧めします。最後に冷却水を補充しますが、今回3リットルを本体に入れ、リザーバータンクの残りを水で満ンにしておきました。


なぜ自動車のラジエーターリザーバータンクを満タンに?

ラヂエーターの中とEG内に空気が入るから。
全て冷却水で満たされるまで時間が掛かり、リザーバータンクを満タンにしておく事で、冷却水はEG本体⇔リザーバータンクと言うように動き、勝手に空気が抜けていきます。交換後は暖機前後で必ずリザーバータンク内の冷却水の量を確認してくださいね。デーラーで作業しても確認だけはした方が良いですよ。年式・型式によっては技も必要になる事もあります。

それと、今回錆び・変色も殆どありませんでしたが、EG本体もオールアルミ・ラヂもアルミ、最近の車は軽く作るためこの様な素材が多く使われています、液体類の管理をきちんとする事は、素人が出来る最高のメンテナンスなので、参考にしてください。

追記2005/04/01

良く考えると、折れた部分に真鍮かステンレスの配管を差込、その金属の配管に新たにゴムの配管を接続すればOKだったかも・


評価 評価 評価 評価 評価

街中を普通に乗っても効果を感じ難いが、長い眼で見れば水温が安定する事は必要。

レガシィBD5A-RSに乗るようになってから、夏場のパワーダウンが直列4気筒のエンジンよりも気になる事が多かったが、ALLアルミエンジンのスバル水平対向EJ20がその原因なのかは解らない。ラジエーターの水が多くなる事で水温の変化に対して余裕が生まれ、夏場でもエンジンに負担が掛かり難い状態になっていたと思う。

本当は水温の上昇が遅くなったとか、サーキットを走行しても以前よりも安定するようになったなどの評価を書きたいが、それは当然の事で、市街地など一般の道を走り普通の範囲での走行条件での評価であり、これ位しか書く事が出来ない。

燃費などの一般的なことで言えば、変化は無く、冬場でもヒーターの効きが悪くなったととは感じていない。サーモスタットが純正と言う事もあり、開放する温度に変更が無いためと思われる。仮にサーモスタットの開放温度が低い物に交換すると、冬場は温まり難く燃費も悪化する傾向である。エンジンの水温が適正水温の88度を稼動している間保つのがラジエーターとサーモスタットの役目。温度の低い状態であれば、燃料は濃い目に噴射するため燃費悪化とレスポンスの悪化など良い事は無いが、二層式になったことで、ラヂエーターの厚みが増える事で、水量が多くなることは理解できる。真冬の暖機運転が少し長くなる事も否定できない事実かもしれない。

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