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タイミングベルト周辺:定期交換部品第一部EG関係

スバルレガシィ BD5A-RS タイミングベルト交換 1回目

作業日1998/08/06
走行距離[102,125km]
UP日2001/10/26
更新日2005/06/01

技術と道具が無いのでDラーに任せる。
この時、1回目ヘッドパッキン交換と付随作業になる、純正プラグ→NGKイリウエイ7番に、同時交換。


OILポンプからの漏れこの時Dラーで「オイルポンプの所からオイルが滲んでいます」との事。以前からクランクの下の方に埃がたくさん付いて気になっていましたが、OILポンプとは想像出来ませんでした。写真は修理後約6万km走行後のもので、早くもニジミが確認できます。これ位なら普通かな?
ポンプはシール剤流してOK。
ついでにウォーターポンプの方も交換する。「外したポンプ&タイミングベルトは危険を感じない程度」との事で次回に生かしたいと思います。他のベルト類(ACやオルタ等)の交換は、ほぼ車検ごとに交換しているので4万km位は殆ど調整もしないで使っています。

この時ヘッドからのオイル漏れも酷くパッキン交換も。
これは元気に走行した時、エキパイの遮熱板にオイルが垂れ(普通溜まっている)、もの凄い煙がボンネットの隙間から出てきます。まるで「かちかち山」!でした。


NGKイリ7プラグを同時に交換

イリ7プラグ交換も同時に行う事で工賃を安くし、入庫時間を短くするコツです。 耐久性考え純正か迷が、夏場の熱ダレ?の事を考えてNGKイリウエイ7番装着を使う。写真は約5万km走行後の写真です。
昔原付バイクで夏に一番熱価を上げた所、高回転まで綺麗に回った事を思い出しました。詳細は「自己満足第一部」で!



タイベルはなぜきれる?

「寿命だから?」それも正解!他にも切れ易くする原因。

  1. タイミングベルト交換後乗り方
    高速走行中、回転数を合わせずシフトDownやシフトUp、急激な加速&減速これをやるとベルトに負担が掛かり切れ易くなりますが、一般的な使い方なら10万km使う事を前提にしているので簡単に切れる事は無い様です。サーキット等に準ずる走り方は更に早く切れる可能性も有るようです。ベルトが切れる事もあれば加速&減速の繰り返しで、ベルトのコマが飛んでしまう事もあり丁度歯車同士噛み合っているのに滑って山を舐めてしまう状態。
  2. EGオイルを交換しない・交換サイクルが長い事。
    指定されたEGオイルを指定距離以上使うと、EG内に汚れが溜まり(スラッジ等)それらがEG内の部品、特にカムシャフトに付着すると動きが鈍くなります。カムシャフトは直接タイミングベルトに繋がっているので負担が掛かり最後は破断。特に最近はチェーンではなくベルトを使っている車種が多く要注意。EGオイルを交換しないオーナーが多く、結果的にタイミングベルトの破断がクローズUPされる様になりました。

追記2005/06/01

上記イタリックの部分の距離数について補足説明。
指定された距離とは、取扱説明書では通常NAなら1万km程度ターボ車なら5000km程度と思われます。車好きの人から見れば「少し又は長すぎる」と考えるのが普通。しかし自動車メーカーが指定する走行距離はローエミッションの関係から長くなる傾向があります。

しかし、整備している現場の人たちの話では、今も昔も3000km程度での交換が無難といわれています。自動車メーカーが指定するオイルを3000kmで交換する事で、通常の乗り方ならEGにダメージを及ぼす事は限りなく0%に近いと言う事で、現場の意見と意見が分かれる事があります。取り扱い説明書の距離は最大でこれ以上の距離を走行した時、壊れる可能性は限りなく100%に近づくと判断しても良いと思う。私はNA・Turbo共に5000kmで交換しています。

  1. ヘッドからオイル漏れなぜ金属で出来たチェーンではなくゴム製のベルトなの?
    一般的には静粛性・軽量化・抵抗の軽減等が目的。突然の破断を予防するには、私たち素人が出来る最高のメンテナンス「液体類の管理」を行う事。これはどんな車にも共通している事で、もし宜しければ、職場の車等オイル交換の時間が長そうな車のフィラーキャップ外して私の写真と比べてください。話している事が解ると思います。
  2. その他要因として、ウオーターポンプからの冷却水漏れをあげる事が出来ます。

右は交換後5万キロ走行後のヘッド上側。
ブローバイガスか何かが上に出てきている様ですが、何かのついでに改善しないと(*_*)漏れている場所はたぶんオイルフィラーの根元かな?これだけ漏れているとシリンダーヘッド伝わって、プラグの所まで汚れプラグ交換の時、プラグの穴が目視出来ず、ゴミが中に入りそうです。

エンジンオイル交換の重要性


フィラーキャップ下部からのオイル漏れ2001/05/05ここのオーリング交換。値段は¥100。自分で交換、安く上がりました。左の写真は上の写真の左側(バッテリー側)からの撮影です。

交換方法は10mmのボルト2個を外す前にブレーキクリーナーで洗浄。部品を外す時にゴミが入らない様にする為で、洗浄後はボルトを外して上に引っ張るだけで取る事が出来ます。

外すと液体パッキン?を使っていました。
左の画像からその欠片がEG内に入リ、赤く見えるのがそれで最終的には取りました。外したオーリングと新しいのを比べると、外した方は硬く弾力が無く、これで漏れが止まればラッキーですが。。この時162,203km走行。写真からEG内の汚れを想像する事が出来ます。これだけ綺麗なら問題は無いでしょ!

上の¥100パッキンだけならウルトラ簡単。
何もなし!デーラーで部品購入した時、聞きましょう!これ位は基本です。

運転席側ブローバイガス上の写真からはカムシャフト等EGヘッド内部のパーツを見る事が出来ませんが、別角度から確認したところ、この写真の様に「オイル焼け・スラッジ」等は全くありません。車関係の量販店のEGオイルが置いてあるコーナーにはEGのカットモデルを見る事が出来る。オイル交換の頻度が少ないと黄色く焼けたようになっていたり、真っ黒なスラッジや、未燃焼の残留物など様々なものが体積して汚れている部分と、洗浄剤の効果を比較したり定期的なEGオイルの交換で奇麗な状態を保っているサンプルを見た事があると思いますがその事。

仮に黄色く焼けていたりするとと、一度焼けた色は何度もオイル交換しても撮る事は不可能。最近良く見るフラッシンを使うとどれ位奇麗になるかは、試した事が無いので私は解りません。汚れてから奇麗にするより汚れないような努力をする方が、EG性能を維持する事に繋がり結果的には環境に優しい状況を保つ事ができます。

EGオイルを5000前km後に交換していたので、汚れが付着する事も無く、こだけ綺麗ならタイミングベルト等の負担も少ないと考える事ができますし、なんといっても奇麗なEG内部は摩擦により奇麗に磨かれているので、健康的に見えますね。当然自動車整備工場に持ち込んだ時には整備士からも太鼓判を押されますし、EGの扱い方(メインテナンス)が正確に行われているので、違った意味での疑われ方はしませんよ。

こちらの写真は運転席側のヘッドで普通「ニジミ」になると思います。

こちらはブローバイが上がる部分を外す事は、ヘッドカバーパッキンを交換する時意外では外す事が出来ません。ボルトが緩んでも、この部分にはAC?オイル?のデリバリーパイプが通過し、本体を外す事が出来ずヘッドカバーからのオイル漏れが確認できた時など、序に交換する事をお勧めします。

スバルレガシィ BD5A-RS タイミングベルト交換 2回目

作業日2003/04/16
走行距離[202,140km]
更新日2003/04/23
更新内容「誤字脱字等の訂正」

疲労度

今回も付随作業に含まれるヘッドカバーパッキンも同時に交換する。
作業はデーラーがしたので疲れ無し。
技術と道具が無いのでDラーに任せる


タイミングベルト交換後2回目のタイミングベルトを交換。

交換理由は距離ではなく、オイル漏れが一番の原因。右の写真の様に何時も駐車しているEGの下部がオイルで濡れておりこれがいつまでも乾きません。

乾かないと言う事は常にオイルが垂れているという事で、精神的にも良くありませんよね。これだけ濡れると、オイルポンプシールの劣化からオイル漏れが起こり、そのオイルがタミングベルトに悪い影響を及ぼす可能性が多分に有ります。

オイルが漏れた時、タイベルへの影響が懸念されますが、漏れる場所と量でこの辺りは変化する。外部から確認できれば良いのですが、その方法が無いので、外部に漏れた時は修理となる。

車検でもこれだけ漏れていると修理が必要になります。

交換はDラーで行ったので、基本的には有りませんが後日交換した物が出来るだけ解かるように画像をUPしていく予定です。



今回のタイベル交換時、交換した主な部品

  1. タイミングベルト
    常識的に考えると切れる可能性は極めて低い。
    定期的なオイル交換と、メーカー補償範囲の使われ方が絶対条件。
    <検証>
    周囲に極僅かであるが、EGオイルが飛散していたので、交換して正解でした。
    タイベルの確認をした所、PSベルトなどの様に反対に曲げてもひび割れる事も無く新品と見間違えるほどで、磨耗も見られずまだまだ現役と言う感じ、整備士の方からも同様な意見でした。
  2. PSベルト等
    常識的に考えると切れる可能性は極めて低い。
    定期的張力調整を行えば5年位で切れる可能性は極めて低い。
    <検証>
    前回交換してから4万km程走行し、ひび割れなども確認できたがそのまま使い続けても切れる可能性は低いと思う。
  3. ウォーターポンプ(以降Wポンプ)サーモスタット
    寿命は、色々で3万〜10万km以上持つ物も有る。
    目的はEGの中の冷却水であるLLCを循環させる事。壊れる原因はベアリングの寿命によるガタツキ=音が外に聞こえる時もある。その他には、シールの劣化から冷却しが滲み出し、本体のベアリングに冷却水がかかる事でベアリングの損傷に繋がる。
    <検証>
    本体には異常は見られないが、ベアリングに若干の違和感を感じたので、このまま乗り続けることで近い将来損した可能性が高い
  4. ヘッドカバーパッキン
    ヘッドカバーパッキン直列EGではほぼ無交換。水平対抗は、これが劣化するとEGオイル漏れから走行中EGオイルの焼けた匂いがしたり、ボンネットの隙間から白煙が出たり様々。写真は上部ですが、オイルが漏れる所は下側になるので、下から確認しないと解かりません。一度漏れ出すと、市販のオイル漏れ防止など使っても意味がないようです、個人的にも幾つか使ってみましたが効果無し。交換が一番確実。
    <検証>
    見た目の劣化は少ないが、弾力性に欠けていた。 右の写真は交換後の物で、矢印の先端がヘッドパッキンになります。場所は助手席側
  5. オイルホース
    ヘッドカバーパッキン正確な名前は解りません。オイルエレメント周辺のホースで、画像からオレンジ色の矢印先端。白い矢印の先端がオイルエレメント。この上部も汚れていますね。このゴムの配管はエキマニの上を逃げるように配管され、主にエキマニからの熱で劣化し、金属との接合部分からオイル漏れとなる。おそらく、工場の組み立てラインの関係?それとも振動?から、この部分がゴムの配管になったのかな?
    <検証>
    オイルの圧力が掛かる事から耐圧ホースが使われていた。クランプで止められていた端から膨れだしていた。更に接合部分からオイルが滲み確認できた。
  6. オイルポンプ
    EGの潤滑に使われるOILをEG内に循環させる為のポンプ。他のメーカーでは極まれの交換比率。
    ここに使われるパッキンがほぼ10万km程度で劣化し、オイルが滲み始め、更には漏れまで行くと上の写真のような状況になる。
    <検証>
    本体の軸のガタは殆ど無かったが、シールの劣化が確認できた。
  7. タイミングベルト・テンショナー(ベアリング)
    ベルトが高速で回転し、、波打たないようにする事で、適切なバルブタイミングを保つのが目的。ベルトの張り具合を調整するベアリング
    寿命は10万km以上が普通
    <検証>
    見た面は遮へいされたタイベルカバー内に有るので綺麗であったが、微妙なガタツキ(ゴロゴロ感)が確認できた。 タイミングベルト(以降タイベル)
    交換する事だけを考えていると、これだけタイベルに関係の無いパーツを交換する事が不思議に感じる方も居ると思います。

例えばWポンプは、シールの劣化からベアリングが損傷すると、タイベル交換と同じ交換工賃が掛かります。さらにサーモを交換したのも、LLCをWポンプ交換で捨てる為でこの部品の寿命が来ると、サーモは開くか?閉じるか?のどちらかに。

  1. 開いたまま
    冷却水が温まらず、燃費の悪化・パワーダウン・冬ならヒーターから冷風が出る。
  2. 閉じたまま
    冷却水が循環せず気が付かなければEGは熱により所謂オーバーヒートが起こり壊れる。

走行距離と、過去の経験・定期交換していないパーツなら、同時交換する事で安心と先の経済的な事まで考えると無駄がありません。


タイミングベルトがなぜ切れる?

2回目のタイベル交換今回改めてこの事を考える。
尚、交換距離のシールと表題の距離が異なっていますが、シールの方が間違いです。

上記の検証から、殆どが10万km以上走行できる状態であった事が確認できました。
オイルポンプシールの劣化から今回タイベル交換をしましたが、パーツの耐久性を考えると、10万kmでの交換はメーカーが保証できる最低限のラインであり、仮にオイル交換をあまり行わない人が使った車でも、タイベルが損傷する可能性が低い距離という事になります。しかし、それでも車を購入した時の取扱説明書に書かれたEGオイルの定期交換時期を守る事は必要であり、車を所有するオーナーの自己責任でもあります。

この走行距離に関しては、私が時々書いている10万マイル=160万kmと関係があると感じています。
日本での使用を考えると10万kmを一つの目安と考え、大陸的な使い方(日本なら北海道)を考えると10万マイルが限界なのかな。

  1. ゴムベルトの切れる可能性は金属チェーンよりも高い。
    ベルト本体の耐久性は10万km以上走の耐久性は有るが、その他のパーツの劣化から寿命が縮まる事で破断する可能性がある。その原因が正しくユーザー(車の所有者)に伝わらず、結果的にタイベル交換に過敏になっていると前回そして今回感じた次第です。
  2. 切れる原因は1回目の方に例を挙げているので確認して下さい。←IE7なら、右クリック
  3. オイルに辛いターボ車でも定期的に交換し、更にはヘッドパッキンを交換した時EGのヘッドカバー内側の状態から、EGが理想のコンディションという事が解かれば、オイル交換のタイミングから来るタイベの破損は有り得ないという事になります。(オイルだけが原因では無く、冷却水の漏れも考えられます)
  4. スバルの車は基本的にオールアルミEG。
    更には軽量化などの理由からタイベルを使っていのだと感じます。(メーカーに確認はしていません)しかし、他のメーカーは金属で出来たチェーンに切り替えています。確かにEJ20はタイベルが他のメーカーのEGよりも長いので重量的にもその他回転するので不利になりやすい事は想像できます。しかし、他の自動車メーカーの車は多少オイル交換をサボっても切れる事は無いのです。確立として99.9%程と思います。そこから考えると、オイルポンプや、ウオーターポンプなどが壊れる事が無ければ、10万km以上走行しても支障が無いという事。(但しウオーターポンプは、早いと3万km前後で壊れる方もいますので、私の書き込みが全てでは有りません。)
  5. 上記の事から自動車の安全性を改めて考える。
    ベルトより多少金属の方が不利であっても、高速走行中で切れる可能性が高い事を考えるとチェーンの方が安全性が高くなるのでは?人間は必ずミスをします。ミスの原因は2つあると言われています。一つはヒューマンエラー。これは人間のミス=オイル交換をサボった。もう一つはメカニカルエラー=機械のミスです。しかし機械は人間が作るので、よく考えると人間のエラー=ヒューマンエラーになる物が多いと感じます。
  6. 確かに、タイベル=金属以外の物が世の中に登場して直ぐは切れたりする事が有ったのも事実。
    その経験から金属チェーンに変更してきたのが日産。過去の車の一部で使われただけ。
  7. どんなに安全を考えても必ずミスはします。
    新型車のあらゆる効率の追求も解かりますが、早くスバルの車がベルトから脱却する事を希望します。そして、極一部の人が切れた事で、タイベルに対して過敏に反応。切れた車のEGを検証するとオイル交換を定期的に行わなかった為(サボっていた?他のパーツの寿命から被害が広がった?)10万km前に切れたた事が、自動車メーカーに対して責任追及に及んだ事も聞いています。更にネットでタイベルが切れるという事が広まれば。。

壊れる前の定期交換部品もあり、タイベルもその一つ早めの交換を否定は致しません。壊れた原因を車の責任=不良と言う気持ちも解かります。私も有ります。しかし分解し検証する事で本当の原因が見えてきます。それが「資格のある整備士の目であり・腕、職人」です。


掲示板などで、「タイミングベルト交換時、同時交換部品 の問い合わせ」が有り、下記の様にまとめる。
タイミングベルトを交換する距離の前に下記のパーツどれか一つ交換する時は10万km前でも交換する事を検討する。

タイミングベルト交換一回目。同時交換推薦部品

  1. タイミングベルト(毎回)
  2. アイドラーベアリング(毎回)
    EGが稼動している時、たとえアイドリングでもタイミングベルトと同時に回転している。
  3. ウォーターポンプ(Wポンプ)
    冷却水の循環に使う。シール(パッキン)が劣化する事でポンプのベアリングの破損に通じる。Wポンプベアリングもアイドラーベアリングと同じに回転しているので,次の10万kmを安心して迎えるなら同時交換。
  4. サーモスタット
    冷却水の温度を一定に保つ部品。一定の温度で開放しEG内に冷却水が循環。それ以下では閉じ、EG温度を保つ。寿命から開いたままになれば、冬は水温が上がらず、反対に閉じるとオーバーヒートに繋がる。Wポンプを交換すると、冷却水(LLC)を抜く事になるので、Wポンプ交換時同時交換を推薦。
  5. オイルポンプシール
    オイルポンプのパッキンで、これが劣化すると、オイルが滲みタイミングベルトに付着する事から、シールのみ10万km毎の交換。

タイミングベルト2回目。同時交換推薦部品

  1. タイミングベルト(毎回)
  2. アイドラーベアリング(毎回)
  3. Wポンプ(毎回交換を推薦)
  4. サーモスタット(毎回交換が推薦だが2回目までの耐久性も有ることがある。(ふん転菓子号が該当)
  5. オイルポンプ本体
    国産車で本体が壊れる事は殆ど無いが、20万km以上乗る事を考えるなら、本体交換を検討する。
    尚本体を交換するとシールも同時交換となる。シールの値段は\100位
  6. ベルトテンショナー
    タイミングベルトが回転すると波打ったり、走行距離が進むとベルトが伸びるので常に一定の張力を保つ部品。20万km超えるとテンショナーからのオイル漏れも有るので、2回目の時は交換を検討する。
  7. クランクシャフトプーリー
    EGのクランクフトに直接接続されているプーリー。この部品のダンパー部分が劣化すると発電不良やパワステが効かない状況になる。タイベル交換時このパーツを外す事から、20万km以上乗るなら交換する。
    純正以外の社外品にはアルミで出来ているパーツも有るが、ダンパーが無いので、EG回転の急激な上昇・下降時その衝撃を和らげる事が出来す、純正以下の耐久性で破損する可能性が考えられる。
  8. カムシャフトシール
    EGのタイベルが付いている前側に4個存在する。このシールが劣化するとEGオイルが滲みタイベルに付着する事から、20万kmで、このシールも交換する。EG後ろ側はシールは存在しないので漏れることは無い。

6番以降は、20万km以上の走行を前提に推薦する定期交換部品であるが、使い方・走り方で劣化の度合いは変化する。例えば市街地走行の多い車と、高速道路を日常的に移動する車では、条件が異なり高速の移動の方がストップ&ゴーが皆無な事から耐久性は伸びる傾向にあり、劣化するパーツも異なる可能性が出てくる。

一回目のタイベル交換を10万kmで交換するのではなく、10数万km以上走行し、丁度良いタイミングで交換するのも方法であるが、自動車メーカーが推薦する交換距離とは異なり、あくまでも自己責任となる。

タイベル交換2回目の同時交換推薦部品は、1回目の時に交換しても支障は無い。あくまでも「ふん転菓子号」の事例から見た交換サイクルである。」この事から全ての車両に通じる交換部品ではないので、あくまでも参考までにして欲しい。

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