レンサ
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タイミングベルト周辺:定期交換部品第一部Engine関係

カムシャフトシール交換

作業日2005/03/03
走行距離[231,571km]
UP日2005/04/20
更新年月日2005/04/21

個人で原因追求したが原因不明の為Dラーで作業したので疲れ無し。


作業前漏れている箇所の確認

2004年の夏を過ぎる頃から、駐車場にオイル漏れの後が確認できる。 ヘッドカバーパッキン交換してから間もないし、何故この様な後が出来るか不思議でした。2004年の夏を過ぎる頃から、駐車場にオイル漏れの後が確認できる。
ヘッドカバーパッキン交換してから間もないし、何故この様な後が出来るか不思議でした。

↓IE7等で見ている方に。
ボタンを押しても動かない時はセキュリティーの設定を変更してください。このブタンを押しても、画像を切り替えるだけ。


これだけ漏れた跡があると確認しやすいが、走行中オイルの焼ける匂い(ヘッドカバーパッキン劣化の時と同じ匂いい)がしていた。更に高速走行中に限定される事は無く、通常の走行で匂いが確認でき、漏れていたオイルは量的にもそれなりであった。



ボンネットを開けてEG助手席側のタイベルカバーを確認するとオイルが滲んでいるのが確認できる。白い矢印がタイミングベルトカバーで丁度カムシャフトプーリー。オレンジ色のい矢印は、タイベルカバーを止めるボルトでその部分がオイル漏れから黒々と光っている。オレンジの矢印が乗っている配管はラヂのLowホース。



リフトで上げた後下からの撮影で。遮熱板の所にオイルが垂れているのが確認できる。この画像から遮熱板の上はヘッドカバーになる。



こちらも漏れていました。しかし画像からも解るようにこちらは遮熱板の上に溜まり、そこから下には垂れにくくなっている。


運転手側整備箇所。


この画像から、右側がオレンジの矢印(助手席側)・左側が白の矢印(運転席側)。

ピンクの矢印の先端オレンジ色の部分がカムシャフトシール。助手席側と同じ。但し、遮熱板の形状がお皿のようになっている事から、EG下部のでオイルが多く溜まり、整備後も暫くオイルの焼ける匂いがしていた。

以降2005/04/21更新

この画像はリンク先のAND & andさんから頂きました。この画像は私のBDのEGではなく、AND & andさんのBH=B4のEGで、カムシャフトプーリーの所に、可変バルブタイミングが付いているので少し変わってきます。

この画像もリンク先AND & andさんから頂いた画像。
ピンクのベルトがSTIのタイミングベルト。ピンクのタイベルが掛かっているプーリーがカムシャフトプーリー。
今回漏れ出したオイルが、カムシャフトの遠心力で飛散する事無くほぼ垂直に垂れた事から、上のシールからの漏れが下のカムシャフトプーリーを経由してタイベルに掛からなかった事が幸運でした。タイベルに掛かれば当然交換。気が付いてから半年以上放置し状況の確認はしていましたが高速走行や峠道など一般的な速度・距離から考えると負担は多かったはず。

こちらもリンク先AND & andさんから頂いた画像で、タイミングベルトテンショナーで青い部分がベアリング。ストロボで光っている部分を軸に青いベアリングを下向きに押し付ける事で、タイベルが波打つ事を抑えるとても重要な部品。今回私のBDでオイル漏れが確認出来たのは、このパーツです。

今回カムシャフトシールを4個交換したが、直列EGやV型EGでは普通交換はしないそうです。と言うよりタクシーと違う個人車両で20万km超えるのも極まれ。(タクシーなど酷使される車はそれなりの耐久性を確保している。40万km程度は乗るそうです。)そんな事から一般的な交換部品ではなく、日産のDラー整備士も殆ど交換した事が無いとの事。しかし、今回「日産のDラー経由 → スバルへ搬送)スバルの整備士の話は聞いていないので何とも言えませんが。。これも水平対向EG独特の事かもしれませんし、当初からのゴム(シール材の品質)の違いかもしれませんね。

画像が足らず、文面だけの表現では解り難いことから、悩んでいる時リンク先のAND & andさんから沢山の画像を頂き「カムシャフトシール交換」を完成する事が出来ました。本当に有難う御座いました。
尚、BG・BH・GCだけではなく、モータースポーツ全般に精通しておられますので、走る事の楽しさを共感したい方は訪問する事をお勧めします。

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