撮影日:2012-12-28 撮影場所:長野県
この場所で桜が咲く頃、元気に巣立ちした子リスたちは雪の降り積もるこの地で元気いっぱいに頑張っていました。
まだ生きる為の経験も少なく動きも子供の様。枝の上に飛び乗る時も一瞬では出来ず少し動きが止まる。それでもマイナス15度以下にもなるこの地で、生きるために小さな体は元気いっぱいにクルミを集める。時には大木に飛び乗り、時には大木を登ったり下りたり。切り株の上で警戒したりと。
真冬のこの地で、小さなニホンリスは生きるために一生懸命でした。
成獣との見分けは、額から鼻まが丸みがあるのが子リス。
撮影日:2013-04-18 撮影場所:長野県
桜の木にはリスが食べるようなものは殆どないようです。時々花弁を食べる事が有るようですが。
春の暖かい日差しで桜も満開。リスたちは桜の枝に乗りクルミを食べたり。地上では山栗を食べたりしていましたよ。そして地上に下りれば元気いっぱいに全速力。運動した後は、喉が渇いたのか水場へ。小川では前足を思い切り踏ん張って小さな口を器用に使い水を飲んでいました。生き物ですから水は貴重ですね。
ソロソロ夏毛に変わり始め。前足の裏側が赤銅色に。今が一番痒い時?
撮影日:2013-11-27 撮影場所:長野県
森は秋色に染まり、ニホンリスも冬毛に衣替え。一年で一番まん丸でモフモフな体になりました。夏は両腕に見えるような赤銅色に近い感じがします。
衣替えが終わると、落ち葉の上では静かにしていると目立たない。でもリスはせわしなく動くので分かりますが。(笑)
落ち葉の上をガサゴソ・ガサゴソと。そして唐松の幹を上るとき「ザザザザ!」と。静かな森で聞こえるのはリスたちの小さな声。都会の喧騒の中に居ると、自然の音が優しくそして森に響く。撮影している私も小さな小さな音に敏感になります。もう直ぐこの場所にも雪が。間もなく厳しい冬が訪れる。リスは忙しそうに胡桃を集めていました。