レンサ
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外装全体(ボディーパネル) 中間部関係:定期交換部品第四部

ドアの調整(立て付け調整)

作業日:不定期
状況:気になったら。
UP日時2005/12/27
更新日時:2007-04-17

ドアの開閉でフィーリングの違いを感じたら。


ドアのずれ走行距離が進み、ドアを開ける回数が多くなると、この部分がズレて来る。
この写真は運転席側のもので、左右の矢印が上下にずれていますね?解るように大きく誤差を出しましたが、良くみると微妙なずれが解ると思います。実際にはドアを開けるとき取っ手を引っ張りますが、その瞬間扉が下がる感覚を覚えると思う。反対に扉を閉める時、音に変化が出る。バタン!では無くガツン!バツン!と言う感じですかね。車体側のキャッチャーを良く見てください。ドア側をストライカーと言いますが、それがあたる部分の色が落ちる等の変化が見られろと思う。

ここがずれる原因の多くはドアの開閉の回数が多い運転席側が多いように感じます。助手席側も同じようにずれますが、運転席に比べると少ない傾向。更に少ないのが助手席の後ろです。上の写真から解るように運転席のドアがが下がっていますね!


ドア側での調整

こちらは、ドアのストライカー。
プラスの大きな「貫通ドライバー」で叩きながら緩めます。ドライバーで普通に緩める事が出来たら一寸危険ですよ!他にはインパクトドライバーで緩めます。

ドアのずれキャッチャーでの調整方法

ストライカーの動き調整方法は、ドライバーで緩める前に、赤い線で書き込んであるように、4箇所に印を入れる。白い丸の中には既に目盛りの線が入っていました。それでも線を自分で入れます。その後ドアを何度か開閉し、扉が下がるのか?上がるのか?更に真っ直ぐ締まるか等良く検討していきます。

そしてネジを緩めますが、一寸だけ緩めて、軽くドライバー等でコンコンと叩いて調整して行きますすが、ほぼ1mmの移動量なので調整出来ず、元に戻せる為にも線を引きましょう!

調整後、ネジを締め、ドアの開閉を行い一番上の写真の矢印の所等を確認し、妥協点を探し本締めします。
閉める時は当然貫通ドラーバーで叩いて締めますが、この部分も安全に係わる部分なので、自分で行う事は大変危険ですよ!そうそう、ドライバーで緩めすぎると、裏側のパーツが外れて、後が大変な事になる時も有り、緩め過ぎには要注意です。
それと貫通ドライバーを使った事が無い方にアドバイスを一つ。
真っ直ぐに当てて叩いて緩めますが、その時しっかり当たっていないと、「舐めます」

一般的な調整個所

ドアの調整方法を色々書き込みましたが、通常はストライカーの調整を主に行う事で調整して行きます。
下がった扉をストライカーだけで持ち上げれば、当然締めた時にストライカーに素直に当たり違和感を感じます。反対に下がっている扉が開けば、扉がブルン?と言う感じで違和感を感じる。ここの調整を行う事で、ドアの開閉時の違和感の改善にはなりますが、ドアの根本的な下がりに対しては改善できません。

そして忘れてはいけない事がもう一つ。
サッシュレス車(窓枠が無い車)は、ドアの調整を行うと、窓ガラスを閉めた時の当たり方に変化が出ます。当然水漏れが。。です。反対に考えると、水漏れは「ゴムの劣化」による事が主な原因ですが、扉が下がる事で起こる事も有り得ます。窓ガラスが当たる部分にシリコンスプレー等を吹き付ける事で、ある程度は防ぐ事が出来ます。

それでも改善したい時は、ヒンジ内のパイプ?の交換と、ゴム類の交換(名前忘れました。ガラスと当たるゴムの事です)になるので、デーラーに相談しましょう!


ドアのずれを根元で調整

ドアヒンジドアの根元で調整し、前後の扉との位置を合わせた後、ドアキャッチーで閉まり具合などの調整を行うのがベストですが難易度が高いのでDIYで行う時はそれなりの覚悟が必要。

左のボルトを緩める前に、ドアの下側に車載のジャッキを入れ、ボルトを緩めてもドアが下がらないようにします。当然ジャッキにはドアの傷防止のためにボロ布や板などをあてがい傷防止に努めますが、支えていたジャッキが時々倒れる事もあるので、板などをガムテープで固定し、更にジャッキもブロック等で動かないように固定。ジャッキを使う意味は、任意の高さまで自由に上下する事が出来ますよね。

左の写真は下がるボルトの一つで、黄色の矢印がそれです。これを緩める事でドアが下がります。

写真は助手席側、上のヒンジで、下にも有るので、下とバランスを取りながら修正して行きます。

このヒンジが下がる主な理由は、ヒンジの劣化・ボルトのずれ等が考えられます。しかし大半が劣化で、ドアが開閉する度にヒンジの中のパイプが擦れ劣化し、運転中ブレーキを踏むと、カクン!等と音が出るようになります。今は側面衝突対策の関係から、ピラーレスと言う車は成立しないようで、最近の車はボデーの剛性等が強い事から、走行中の音は出難く音として体験できる事が少なくなったかな?

処でドアヒンジを傷める他の理由に「デットニング」が有ります。
単純にドアに「鉛の免震材」を貼り付けるのですから当然重くなる。この部分に負担が掛かりこの部分が「しなる。」しかし、ここのボルトを緩めると、素人の調整はとっても大変です。自分で行わない方が無難です。

更に安全上のことも考えないと駄目です!簡単に調整すればOKと考えますが、ドアに関係しているボルトが緩んだら、事故を起こした時外れ「人間が車外に開放」される可能性が有ります。扉のヒンジを自分で行う事は、適正な工具・トルク等で締め付ける事が絶対に必要です。

ボンネット調整(立て付け調整)

作業日:不定期
状況:気になったら。
UP日時2005/12/27
更新日時:2007-07-02

ボンネットがパタパタしたら。


ボンネットサポート右の写真は助手席側、ライトの上UPサポート?で、レガシィ以外にも殆どの車が同じ様な物が、同じ場所に付いています。反対側の運転席側にも付いています。
これは、白い丸の部分でボンネットの高さ調整に使われる物で、この部分が「らせん状」になっていますね!ここを回す事で、ゴムの高さが変化し高さを調整する事が出起ますが、普通左右合計2個ついているので、左右別々に調整する事が出来ますよ!

普通ゴムが劣化し弾力が無くなるので、調整する時はこれを1/4〜1/2程回転させれば、ほぼOK。
反対に余り回し過ぎると、フェンダーとボンネットの段差が大きくなり、WAX掛けした時に妙な感じになります。又ボンネットが締まり難くなったり、色々な弊害が出ますので要注意。
何でも過ぎたるは。。ですね。


ボンネットサポートボンネット裏のストライカーとキャッチャーで調整

基本的にボンネット側または、ストライカー側のどちらかを動かすのなら失敗は少ないが、動かす前に必ずマジックで印を付ける。

この部分は適切なトルクで(力)締め付ける事が出来ないと走行中ボンネットの開き事故に繋がるので、無理はしないで下さい。

普通は、車体側のキャッチャー側で調整する。ラヂエーターの裏側です。左はボンネットのストライカーで白い○の部分が黄色くペイントされていますね!下の写真はこれを受けるストライカー。同じ様に白い○で囲った所が調整できますが、これを緩めると、上下左右に動き、締まり具合と、ボンネットとフェンダーの高さを見ながら調整して行きます。
ボンネットサポートこの部分の調整は余程の事が無い限り止めた方が無難ですよ!このストライカーの位置は一度動かしたらとってもても大変です。

ちなみに私の車は納車時から、ボンネットがガタガタとしていたのでデーラーで直ぐに調整した所、この部分を一番下げてもボンネットが適正の位置まで下がらず、前記したゴムであげるとフェンダーとの差が開き変な感じでした。仕方ないのでそのままです。(笑い)


今でも走行中なんとなくボンネットが揺れます。そうそう、関東の北風の季節。高速で向かい風の突風が吹いた事が有りますが、瞬間的にボンネットが持ち上がります(怖!)



ボンネットサポート左は調整の全体のイメージで、左の写真でイメージすると、白い矢印がゴムで高さを調整し、フェンダーとボンネットの高さを合わせます。その高さの合わせる所は黄色い○の所。

赤い矢印で下の方に引っ張る感じと言えば理解出来ると思います。それでも自分で「調整したい!」と言う方の為に、一つコツを。まず上の写真の様に動かす前にマジックで線を引きます。最低3箇所。(赤い矢印の所です。)そして少しずつボルトを緩め、徐々に動かします。万が一失敗しても印があれば、近い所まで簡単に戻せますね!それと、汚れを利用する事で、元に戻す所が解ります。

事故を起して「世界で一つの姿に」そして、それを可能な限り元に戻す「板金屋」良く考えると根気と時間と技術の世界です。早く直して貰いたい!その気持ち良く解ります。でも決して遊んでいるのでは有りません。塗装も天気が良くないと「色合わせが出来ません」太陽の下で、塗装を他の板に吹き付け、微調整。微妙な色合いを合わせて行きます。特にメタリック!更に最近はボデーが強く、昔のような機材では?で、フレーム修正 機が無ければ、引っ張る事も出来ない様ですよ!とっても大変な世界ですね。

チリ幅の事

この辺りの事は、工作精度が如実に現れますが、恐らくトヨタ車ならそのような事は皆無と思われます。1994年式は日本がバブル経済と言われた時代の末期。潤沢な資金で車を生み出していましたから、この時代の車は急激な精度向上があります。

当時のスバル車(私のBD5A-RS)は、スバルの中では最高級車の部類。実際にはアルシオーネが製造中止になったためですが。その会社の代表車種ですが、この感じがスバル車。2007年現在株式の関係でトヨタと業務提供があるので工作精度の向上を期待しています。

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