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外装全体(ボディーパネル) フロントセクション係:定期交換部品第四部

ドアが下がったら 外装パネルチリ幅の確認方法

作業日:不定期
状況:走行中ボンネットがパタパタと揺れたら。
UP日時2005/07/29
更新日時2005/07/29

確認だけなら誰でも出来ます。
走行距離が増えると「ゴム類の劣化・ヒンジの摩耗」等でボデーパネルの合わせ(チリ幅)が広がり、左右不均等になったり、様々な事が起こってきます。例えば「ボンネットが走行中ガタガタ」したり「ドアを開けた時、下がったり・閉める時のフィーリングが変化したりしますね。


事故を起し帰ってきた後、ボンネットのチリ幅などパネルとの隙間が気になる経験した方もいると思いますが、ある程度までは調整出来るので、その方法をカキコキします。板金整備(ボディーショップ)に一度持ち込み整備しているなら、そのお店で一度は相談する事をお勧めします。

チリ幅更にこの方法を利用すると「事故車&修復車」の見分け方?も出来るかな?
その方法は、ボールペンを用意して、こんな感じに自分の車のパネルの継ぎ目に入れ、その隙間を這わせます。すると、幅が違っているとボールペンが上下に動いたり、様々な感触が伝わってきます。最初は「手に感触が伝わる事」でその時の変化を直感的に感じられ、それが解れば修理したお店の技術等様々な事が見えてきます。どんなに修復しても、以前の状況に完全に戻す事は絶対に無理!でも近付く努力をどれだけやったか!です。

写真では太目の物ですが、事務等で使われる標準的なサイズの物の方が、最近の「チリ幅」に合っています。この確認方法は「事故車を見つけ方法」の一つで有り、この確認方法で変化を感じても全てが事故車と言う事では無いのですが、私はここから観察していきます。

実際にはボールペンは使わず、遠くから「チリ」幅を見たり近くから確認したり様々で、バブルの前の車は、事故車でなくても、比較的この「チリ幅」が大き目。バブル以降の車は比較的狭くなって来ています。それは、工作精度の向上による、風切り音の低減が主の様です。

走行中窓を少し開けると「ヒュ〜」等と「風切り音」が聞こえますよね?これが全ての「チリ」から出ていますから、窓を思いっきり開ければ高周波の音が無くなり、音質は低い音に変化しゴーと言う音になる。パネルを広げる事より狭くしますから、丁度「笛」と同じにピューと音が出る。狭くする事は車のパネル同士の一体感が生まれますから、車全体の見栄えが良くなる。この全ての「チリ」にガムテープ等で塞いだら、空気抵抗が減るかな?(笑い)多分減ります。

skiキャリア等でこんな感じの→ | ̄| バーが有りますが、取り説に下の所を塞ぐ様にカキコキして有るのを見た事があります。塞がないと「ウルサイ!・燃費が落ちる」等様々な事が起こります。やってミソ!こんな所にも車の進歩が隠されていますね!

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